株初心者におすすめな2%ルール

所有株を損切りするときに一番悩むのが、
「どのタイミングで損切りするべきか」ということ。
特に株初心者の場合はタイミングを探る間に時間が経過し、
株価が大きく値下がりして損失が拡大してしまうケースがあります。
対策として自分でルールを決めて売買するのが効果的ですが、
どのラインで線引きするのが良いのでしょう。

損切りのラインについては専門家の間でも意見が分かれますが、
ひとつの目安として「2%ルール」と呼ばれる方法があります。
これは運用資金の2%を損切りラインにするという単純なルールですが、
多くの専門家が推奨しているポピュラーな損切りルールです。
仮に運用資金が100万円の場合は2%の2万円をラインとし、
含み損がこのラインまで来たら迷わず損切りします。
このルールを使えば負けが続いても回収しやすくなるのがメリットで、
例え五連敗しても1度10%の利益を取れればマイナスになりません。

2%ルールをさらに有効に使うにはテクニカル指標を組合わせます。
例えばデッドクロスや下値支持線をブレイクするなど、
「この指標が出たら損失が2%に達していなくても売る」
と決めておくことでより強力なルールとなり、
損失を最小限に抑えながら株の売買ができるようになります。

移動平均乖離率を使って勝率アップ

ギリシャショックや中国経済の危機などの影響を受け、
一時は軒並み下落傾向にあった日本の株。
逆張り派にはどの銘柄も買いたくなるほどの状況でしたが、
「安い」と思って飛びつくとさらに下落してしまうのも株。
そこで使いたいのが株初心者でも底値を判断して買い、
天井を見極めて売るという理想の売買を実現するための指標。
そのひとつが移動平均乖離率です。
移動平均乖離率はその名のとおり移動平均線を基準値として、
株価がどれほど離れているかを示すもの。
この指標を使えば今の株価がどんな位置にあるのかが見えてきます。

kansai

関西電力(9503)を例に見てみると、
25日線の乖離率(チャート下青色のライン)が-10%を下回った時と、
10%を上回った時にそれぞれ株価が反転しています。
つまりここが売買のタイミングとなる位置で、
-10%で買い10%まで戻したときに売ればいいのです。
直近の株価は一時-10%まで行ったものの、
現在は-5あたりを上下している状態なので、
買うなら再度-10%まで落ちたときが狙い目となります。

このように乖離率を使えば売買のタイミングを把握できますが、
注意したいのは反転する数値は銘柄ごとに異なる点。
そして乖離率はあくまで目安となる数値なので、
底だと思ったのに予想が外れて株価が下落した場合は、
迷わず損切りする潔さが勝率アップにつながります。